突然ですが、夏と言ったら海ですよね。
そして、海と言ったら和歌山県の白浜が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
本州でも随一の美しさを誇る砂浜海岸が広がる白浜は、今年も多くの観光客で賑わいそうですね。
そこで、関西の大都市大阪から白浜までの移動手段を一通りご紹介します。
特急くろしお
一つ目は、特急くろしおを大阪駅~白浜駅で利用するルートです。
所要時間・時刻表
特急くろしおは新大阪駅~新宮駅間で運転されている特急列車で、新大阪~白浜をおよそ2時間40分で結んでいます。
下に、
- 新大阪駅・天王寺駅の白浜方面
- 白浜駅の新大阪方面
の時刻表をまとめました。
※青色は土曜・休日運休です。
時 | 分 | ||
白浜方面(白浜駅に停車する便のみ) | 新大阪方面 | ||
新大阪駅 | 天王寺駅 | 白浜駅 | |
6 | 39 | ||
7 | 34 | 59 | 10 |
8 | 58 | 20 | |
9 | 19 | 20 | |
10 | 13 | 32 | 26 |
11 | 13 | 32 | |
12 | 13 | 32 | 20 |
13 | 13 | 32 | 26 |
14 | 20 | ||
15 | 13 | 32 | 26 |
16 | 13 | 32 | 20 |
17 | 13 | 35 | 20 |
18 | 13 | 35 | |
19 | 13 | 35 | 37 |
20 | 13 | 35 |
土休日の場合、新大阪から一番早い11時台の列車に乗っても、白浜駅に到着するのは14時台になります。
料金
料金は以下の通りです。
指定席 | グリーン車 | |
新大阪~白浜 | 7,920円 | 10,190円 |
天王寺~白浜 | 7,590円 | 9,860円 |
車両
特急くろしおで使用されている車両には287系と289系、283系の3つがあります。
287系・289系
283系
くろしお号は全車指定席で、1号車がグリーン車になっています。
ただ、287系・289系のグリーン車は半室であるのに対し、283系は1両まるっとグリーン車です。
JR西日本のお得なきっぷ
JR西日本ではお得なきっぷが各種用意されていて、通常料金より安く購入できる場合があります。
- WEB早割7・WEB早割14
- おとなび割引乗車券+eきっぷ
- eきっぷ
上の1~3をそれぞれ解説していきます。
割引率を比べると、
おとなび割引乗車券+eきっぷ>WEB早割7・WEB早割14>eきっぷ
という感じです。
高速バス(白浜大阪線)
二つ目は、大阪駅から白浜駅・白浜アドベンチャーワールド・南紀白浜空港などを結ぶ高速バスを利用するルートです。
所要時間・停車地(乗車/降車)
所要時間を以下にまとめました。
- 大阪駅JR高速バスターミナル~白浜バスセンター:およそ3時間30分
- 大阪駅JR高速バスターミナル~アドベンチャーワールド:およそ3時間50分
乗車地と停車地を下の表にまとめました。
このバスの特徴は、大阪から白浜の様々な観光地へダイレクトにアクセスすることができるところです。
また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに乗り入れる便もあります。
白浜方面 | |
乗車 | ユニバーサル・スタジオ・ジャパン |
乗車 | 大阪駅JR高速バスターミナル |
乗車 | JRなんば駅(OCAT) |
乗車 | りんくうタウン駅 |
↓ | ↓ |
降車 | 印南 |
降車 | みなべ役場前 |
降車 | 芳養駅前 |
降車 | 田辺市役所前 |
降車 | 田辺駅前 |
降車 | つぶり坂 |
降車 | 滝内 |
降車 | とれとれ市場前 |
降車 | 古賀浦 |
降車 | 白浜桟橋 |
降車 | 白浜バスセンター |
降車 | 湯崎 |
降車 | 新湯崎 |
降車 | 千畳口 |
降車 | 三段壁 |
降車 | 南紀白浜空港 |
降車 | エクシブ白浜 |
降車 | アドベンチャーワールド |
大阪方面 | |
乗車 | アドベンチャーワールド |
乗車 | エクシブ白浜 |
乗車 | 南紀白浜空港 |
乗車 | 三段壁 |
乗車 | 千畳口 |
乗車 | 新湯崎 |
乗車 | 湯崎 |
乗車 | 白浜バスセンター |
乗車 | 白浜桟橋 |
乗車 | 古賀浦 |
乗車 | とれとれ市場前 |
乗車 | 滝内 |
乗車 | つぶり坂 |
乗車 | 田辺駅前 |
乗車 | 田辺市役所前 |
乗車 | 芳養駅前 |
乗車 | みなべ役場前 |
乗車 | 印南 |
↓ | ↓ |
降車 | りんくうタウン駅 |
降車 | JRなんば駅(OCAT) |
降車 | 大阪駅JR高速バスターミナル |
降車 | ユニバーサル・スタジオ・ジャパン |
時刻表は以下からこちらから確認できます。
料金
料金表を以下にまとめました。
白浜大阪線には、普通の運賃のほかに往復割引運賃と回数券が設定されています。
区間 | 片道運賃 | 往復割引運賃 | 回数券 | ||
大阪駅JR高速バスターミナル・ JRなんば(湊町バスターミナル)・ ユニバーサル・スタジオ・ジャパン |
⇔ | 印南・みなべ役場前 | 3,000 | 5,300 | 10,600 |
芳養駅前~滝内 | 3,200 | 5,700 | 11,400 | ||
とれとれ市場~アドベンチャーワールド | 3,300 | 5,900 | 11,800 | ||
りんくうタウン駅 | ⇔ | 印南・みなべ役場前 | 2,700 | 4,800 | 9,600 |
芳養駅前~滝内 | 2,900 | 5,200 | 10,400 | ||
とれとれ市場~アドベンチャーワールド | 3,000 | 5,400 | 10,800 |
※学割の設定はありません。
設備
座席4列の標準的なシートで、全席指定席です。
そのため、あらかじめ予約が必要です。
また、明光バス車両のみ、車内Wi-Fi サービスと各座席にコンセントを利用できます。
また、トイレも設置されています。
パンダバス旅きっぷ
高速バスの往復乗車券とアドベンチャーワールドの入場券、路線バスのフリー乗車券がセットになったお得なきっぷが発売されています。
②アドベンチャーワールド入園券(1DAY)引換証
③観光地を巡る路線バスが乗り放題『白浜温泉フリー乗車券割引券
この3つがセットになって、通常より1,300円お得になります。
- 出発地:大阪駅JR高速バスターミナル
- 料金:大人9,900円/中人8,900円/小人5,500円
- 大阪駅JR高速バスターミナル
- JRなんば(湊町バスターミナル)
- 楽天トラベル(中人価格の設定なし)
高速道路
所要時間 | およそ2時間15分 |
料金 |
|
高速道路には、割引が多く設定されていて、さらに安く移動することができます。
- 深夜割引:深夜(0時から4時)に通行した分の料金が3割引になる制度
- 休日割引:土・日曜日や祝日に、通行した料金が3割引になる制度。
- 平日朝夕割引:朝(6時~9時)と、夕(17時~20時)に3割引または5割引になる制度(ETCのみ)
白浜駅から各方面へのバス
白浜駅からは、各観光地の方面にバスが出ています。
各方面への時刻表のリンクを下に貼りました。
- 白浜駅前→とれとれ市場→白浜バスセンター→三段壁
- 白浜駅→アドベンチャーワールド→白浜空港→白浜温泉
- 三段壁→白浜駅・富田橋・上富田庁舎前・文里経由→田辺駅ゆき
- 三段壁→白浜駅・医療センター 経由→田辺駅ゆき
- 白浜駅前 → 椿温泉 → 日置駅前
また、白浜エリアの路線バスが乗り放題になるフリーパスも発売されています。
バス停 | おとな | こども |
---|---|---|
1日フリー券 | 1,100円 | 550円 |
2日フリー券 | 1,600円 | 800円 |
3日フリー券 | 1,900円 | 950円 |
※スマートフォンで購入して使うデジタル版もあります。
バスについて・フリーパスについてはの詳細はこちらからご確認いただけます。
まとめ
以上、大阪から白浜の移動手段をすべてご紹介しました。
特急くろしおは朝早い便が土休日にはないため、白浜で宿泊してゆっくり観光したい方、景色を楽しみながら旅の気分を味わいたい方におすすめです。
一方、高速バスは、料金をできるだけ抑えたい方、到着したその日に白浜の観光地をたくさん回りたい方におすすめです。
白浜でのプランによって使い分けるとよいでしょう。
以上、参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。