鹿児島と宮崎の移動はどれがいいのか迷ってはいませんか?
多くの方は、コスパの良い交通手段で移動したいものですよね。
そこで、今回は鹿児島~宮崎を移動できる交通手段をすべてまとめました。
最後にランキングをつけましたので、是非参考にしてください。
特急きりしま
鹿児島~宮崎の移動での最有力候補は、鹿児島中央から宮崎まで運行されている特急きりしまです。
運行本数、料金、所要時間は以下の通りです。
運行本数 | 9往復 |
料金
(鹿児島中央・鹿児島~宮崎間の料金) |
|
所要時間 | 約2時間5分 |
特急きりしまは、基本的に2時間に1本の間隔で運行されています。
この列車の使用されている車両は787系電車の4両編成です。
新しい車両ではありませんが、1993年にはブルーリボン賞を受賞している有名な特急用車両です。
1 | 2 | 3 | 4 | |
G | 指 | 自 | 自 | 自 |
※:車いす対応座席が設置されていて、この席のみ指定席
4両編成ではありますが、1号車の半室は3列掛けのグリーン車となっていて、快適に移動することができます。(窓側にはコンセント有)
九州ネットきっぷ
また、特急きりしまを利用する際にお得なのが、「九州ネットきっぷ」です。
- 普通車自由席:4,330円 → 2,620円
- 普通車指定席:4,860円 → 2,620円
- グリーン車:7,330円 → 5,320円
eきっぷ
- 普通車指定席:4,860円 → 4,330円
- グリーン車:7,330円 → 7030円
JQ CARD限定のきっぷなので、注意が必要です。
普通列車
鹿児島中央~宮崎間は普通列車で移動することもできます。
しかし、鹿児島中央~宮崎間は乗り換えなしで行くことはできません。
基本的に西都城で乗り換える必要があります。
- 所要時間:2時間30分~
- 料金:2,530円
特急と比較すると、所要時間は30分程長くなります。しかし、料金は九州ネットきっぷより100円程度安くなる程度で、普通列車より特急を利用する方が格段にお得であることがわかります。
バス
鹿児島中央駅前から宮崎駅前までは、高速バス「はまゆう号」が運行されていました。
過去形なのは、現在は運行休止中であるためです。
その理由は、利用者の減少により、路線維持が困難になったためだとしています。
運行していた当時の本数は7往復で、鹿児島中央駅前と宮崎駅前を3時間前後で結んでいました。
利用者の減少が休止の理由なので、運行再開の可能性は低いと思われます。
自動車
続いて、自動車を利用したケースです。
すべて高速道路を利用する場合、鹿児島と宮崎を一直線に結んでいる高速道路はないため、一度えびの市を経由する必要があります。
えびの市経由(上) | 県道2号線経由(真ん中) | 都城志布志道路経由(下) | |
所要時間 | 2時間5分 | 2時間21分 | 2時間11分 |
料金 | 3,850円 | 2,160円 | 2,960円 |
鹿児島と宮崎の場合、距離と所要時間は反比例しています。
最も早いルートはえびの市経由のルートで、最も安いのは県道2号線経由です。
- 深夜割引:深夜(0時から4時)に通行した分の料金が3割引になる制度
- 休日割引:土・日曜日や祝日に、通行した料金が3割引になる制度。
- 平日朝夕割引:朝(6時~9時)と、夕(17時~20時)に3割引または5割引になる制度(ETCのみ)
そう考えると、特急を利用した方がコスパが良いように思えます。
ただ、自動車のメリットとして時間を選ばないという点が挙げられるため、よく考える必要があると思います。
まとめ
ランキングを付けると以下のような感じになります。
- 特急きりしまは普通車自由席の料金
- 割引がある場合は適用して計算
時間優先 | |
1位 | 特急きりしま/えびの市経由の高速道路 |
2位 | 都城志布志道路経由の高速道路 |
3位 | 県道2号線経由の高速道路 |
4位 | 普通列車 |
料金優先 | |
1位 | 県道2号線経由の高速道路(割引料金) |
2位 | 普通列車 |
3位 | 特急きりしま(割引料金) |
4位 | 都城志布志道路経由の高速道路(割引料金) |
5位 | えびの市経由の高速道路(割引料金) |
高速道路の割引は常に適用されるわけではありませんが、特急きりしまはネット予約だけで割引を受けることができます。
よって、総合的にみると「特急きりしま」が最もコスパが良い移動手段であるといえます。
しかし、休日や深夜に移動する場合は、えびの市経由の高速道路を利用してもよいと思います。