盛岡~八戸の交通手段まとめ 一番お得なのはどれか

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2002年、東北新幹線の八戸延伸に伴い、盛岡~八戸間の移動は大きく形を変えました。

今回は、盛岡~八戸間の移動手段についてまとめました。

一番コスパの良い移動手段を知りたい方、是非最後までお付き合いください。

新幹線

所要時間・時刻表

盛岡~八戸は2002年に新幹線が開通し、所要時間が大幅に短縮されました。

所要時間 28分~38分
運転間隔 1時間に1本~2本

盛岡駅と八戸駅の時刻表は以下の通りです。

盛岡駅 八戸駅
八戸方面 盛岡方面
6 54 42
7 59 17
8 50 11
9 25 48 05
10 59 17
11 26 07
12 37 16
13 05 37 07 40
14 37 16
15 37 06
16 37 16
17 37 06
18 02 37 12 56
19 38 06
20 02 37 12
21 38 08
22 31 15

料金

  特定特急料金※ 指定席 グリーン車 グランクラス
料金 3,560円 3,890円 4,860円 10,100円

※特定特急券:座席の指定はできないが、普通車指定席の空席に着席できる。

盛岡~新函館北斗の間では、全車指定席の列車しか運行されていないため、自由席の代わりに設定されている。

出発駅/到着駅 盛岡 いわて沼宮内 二戸 八戸 七戸十和田 新青森
盛岡 880円 1,870円 1,870円 2,640円 2,640円
いわて沼宮内 880円 880円 1,870円 2,640円 2,640円
二戸 1,870円 880円 880円 1,870円 2,640
八戸 1,870円 1,870円 880円 880円 1,870円
七戸十和田 2,640円 1,870円 1,870円 880円 880円
新青森 2,640円 2,640円 2,640円 1,870円 880円
出発駅/到着駅 新青森 奥津軽いまべつ 木古内 新函館北斗
新青森 1,330 2,850 4,000
奥津軽いまべつ 1,330 1,520 2,850
木古内 2,850 1,520 1,330
新函館北斗 4,000 2,850 1,330

所要時間はおよそ30分程度と、今回紹介する移動手段の中で最も短いです。

本数も1時間に1本以上は確実にあり、一番利用しやすいのは新幹線といえるしょう。

なお、この区間ではえきねっとトクだ値の設定はありません。




在来線(IGR岩手銀河鉄道+青い森鉄道)

盛岡~八戸は在来線を利用して移動することができます。

かつてこの区間はJR東日本の路線でしたが、東北新幹線の八戸延伸に伴って経営が切り離されました。

現在はIGR岩手銀河鉄道として路線を引き継いでいます。

所要時間・時刻表・料金

所要時間、料金をまとめた表は以下の通りです。

本数
  • 上り:9本
  • 下り:10本
所要時間 およそ1時間50分
料金 3,110円
トイレ

盛岡駅と八戸駅の時刻表は以下の通りです。

盛岡駅 八戸駅
八戸方面 盛岡方面
6 41 09
7 13
8
9 14 30
10
11 25
12
13 23 35
14
15 23 21
16
17 03 05 47
18 15
19 08 20
20 30
21 53 04

車両はセミクロスシートかロングシートで、どの時間にどのタイプが来るかはわかりません。

所要時間は新幹線よりとても長くなりますが、料金は新幹線と400円程しか変わりません。

そのため、コスパで考えると新幹線の方が圧倒的に良いです。

IGRワンデーパス(県外在住者向け)

盛岡~目時間が乗り放題になるIGRワンデーパス。

通常価格は3,000円なのですが、県外在住者はさらに安い価格で購入することができます。

  • 通常価格:大人3,000円
  • 県外在住者向け:大人1,980円/小児990円

また、沿線のお店で使える1000円分のお買物券が付属したタイプのきっぷもあります。

価格:大人2,480円/小児1,740円

なお、このきっぷは、ジョルダンアプリをダウンロードしてアプリ内で購入することができます。

詳しくはこちらから(ジョルダン公式)

もりはちツインきっぷ

盛岡と八戸を往復したいという方は、「もりはちツインきっぷ」を利用できるとお得に移動できます。

もりはちツインきっぷは、盛岡⇔八戸間を利用できる2枚つづりのお得なきっぷです。

料金は4,300円と、普通に往復するより1,920円もお得です。

もりはちツインきっぷは、

① 1人で往復利用
② 1人で片道2回利用
③ 2人で片道1回ずつ利用
がそれぞれ可能です。

ただ、もりはちツインきっぷは期間限定のきっぷで、各自確認する必要があります。

時間は気にするが、少しでも安く移動したい方は在来線がおすすめです。

高速バス(八盛号)

盛岡~八戸間ではバス「八盛号」が運転されています。

八盛号は岩手県北バスが運行しているバスで、盛岡~八戸の中心街・フェリーターミナルを結んでいます。

所要時間
  • 盛岡~八戸(本八戸駅前):2時間30分
  • 盛岡~八戸FT:2時間55分
運行本数 1往復
料金
  • 盛岡~八戸/大人:2,200円/小児:1,100円
  • 盛岡~八戸FT/大人:2,500円/小児:1,250円
利用可能な決済方法
  • 現金
  • 交通系IC(Suicaなど)
  • タッチ決済:(Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover)
  • QRコード決済:(PayPay、Alipay、LINE Pay、楽天Pay)
設備 4列シート
トイレ なし
運行状況/八戸→盛岡 毎日運行 毎日運行
フェリーターミナル発 8:00
10:00
本八戸駅 8:35 10:05
中心街⑤番 六日町 8:40 10:10
馬場 8:50 10:20
八戸インター 8:55 10:25
軽米インター 9:18 10:48
九戸インターオドデ館 9:33 11:03
浄法寺インター 9:54 11:24
前潟 10:49 12:19
盛岡駅西口(22番のりば) 10:58 12:28
県庁・市役所前 11:11 12:41
盛岡バスセンター着 11:13 12:43
運行状況/盛岡→八戸 毎日運行 毎日運行 
盛岡バスセンター発(5番のりば) 15:40 17:55
県庁・市役所前(県庁の真向い) 15:42 17:57
盛岡駅西口(22番のりば) 18:25 18:10
前潟 16:04 18:19
浄法寺インター 17:00 19:15
九戸インターオドデ館 17:21 19:36
軽米インター 17:35 19:50
八戸インター 17:55 20:10
馬場 18:00 20:15
中心街①番 三日町 18:10 20:25
本八戸駅 18:15 20:30
八戸ラピアバスターミナル 18:20 20:35
フェリーターミナル着 20:55

所要時間は最も遅く、2時間以上かかります。また本数は2往復しか運行されておらず、利便性はあまりよくありません。

ですが、料金は新幹線や在来線と比べて1,000円程安く、一番安く移動することができるのはこの「八盛号」です。

予約は不要で、座席の指定もありません。

時間がかかってもいいからできるだけ安く移動したい方は、このバスが選択肢に入るでしょう。

自動車

盛岡~八戸の間は、

  • 高速道路:東北自動車道と八戸自動車道
  • 一般道:国道4号線+国道104号線

を通って移動することができます。

  高速道路(役所間) 一般道(役所間)
所要時間 約2時間 約2時間30分
料金 3,260円 無料

高速道路には、割引が多く設定されていて、さらに安く移動することができます。

  • 深夜割引:深夜(0時から4時)に通行した分の料金が3割引になる制度
  • 休日割引:土・日曜日や祝日に、通行した料金が3割引になる制度。
  • 平日朝夕割引:朝(6時~9時)と、夕(17時~20時)に3割引または5割引になる制度(ETCのみ)
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まとめ

時間優先

1 新幹線
2位 在来線(IGR岩手銀河鉄道+青い森鉄道)
3位  高速バス

料金優先

1位 高速バス
2位 在来線(IGR岩手銀河鉄道+青い森鉄道)
3位 新幹線

盛岡~八戸間は、時間を優先するなら新幹線、料金を優先するなら高速バスがおすすめです。

ただ、本数的にバスや在来線は都合が合わない方もいると思いますので、結局新幹線で移動することが最もコスパがよいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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