現在、北海道新幹線が2030年度の開業に向けて準備が進んでいて、注目が集まっています。
そこで、今回は札幌から函館までの移動手段をすべてご紹介します。
在来線特急
札幌から函館までは特急北斗号が走っていて、所要時間と料金は以下の通りです。
所要時間 | 約3時間30~50分 | ||
通常 | えきねっとトクだ値 | お先にトクだ値(期間限定) | |
料金(自由席) | 8,910円 | ー | ー |
料金(指定席) | 9,440円 | 6,590円 | 5,660円 |
料金(グリーン車) | 13,100円 | ー | ー |
特急北斗号は、毎日上下ともに11本運行されています。
また、時期によって臨時便も設定されることがあり、北海道の大動脈として活躍する特急です。
普通列車
函館から札幌まですべての区間で普通列車を利用した場合、所要時間と料金は以下の通りになります。
函館本線経由(山線経由) | 室蘭本線経由(海線経由) | |
所要時間 | 約7時間~ | 約8時間~ |
料金 | 5,940円 |
6,270円
|
長万部~東室蘭の区間と函館本線の長万部~小樽間は列車の本数が非常に少ないので、事前に計画をきちんと立てる必要がありそうです。
高速バス
札幌と函館の間では高速バス「高速はこだて号」が運行されています。
高速はこだて号は、現在新型コロナウイルスの影響で減便を行っていて、毎日7本が運転されていましたが、現在は4本となっています。(夜行便は休止中です)
高速はこだて号には種類が2つあり、1つ目は昼行便、2つ目は夜行便です。
乗車地(函館行)/降車地(札幌行) | 乗車地(札幌行)/降車地(函館行) |
|
|
昼行便 | 夜行便(休止中) | |
運行日 | 毎日4往復 | 毎日1往復 |
所要時間 | 約5時間40分~55分 | 約6時間 |
設備 | 3列独立シート
|
3列独立シート
|
昼行便でも3列独立シートで、設備面も非常に充実していて快適に移動できます。
特急北斗号と比べると所要時間は長くなりますが、料金は数千円安くなります。
なお、2023年10月1日から、函館ライナーは変動運賃制の導入が予定されています。
改定後の運賃は以下の通りです。
区間 | 種別 | 改訂運賃(通常) | 改訂運賃(早割) | ||||
A運賃 | B運賃 | C運賃 | A運賃 | B運賃 | C運賃 | ||
札幌~函館 | 大人 | 4,990 | 4,620 | 4,320 | 4,490 | 4,120 | 3,820 |
学割 | 4,590 | 4,220 | 3,920 |
- A運賃:特別な土・日・祝(不定期)
- B運賃:金・土・日・祝
- C運賃:月・火・水・木
鉄道+飛行機
札幌から函館までは飛行機を利用して移動することができます。
札幌から新千歳空港までは快速エアポートが15分おきに運行されていて、約40分で移動できます。
新千歳空港から函館空港までは直行便が毎日2本運行されていて、所要時間は約40分です。
運行会社 | ANA(全日空) |
料金 |
|
座席数 | 74席 |
設備 |
|
北海道内の便なので座席数は多くないですが、コンセントやUSB、WiFiなど設備面では非常に充実しています。
自動車
札幌から函館まで自動車で移動する場合、主に3つのルートがあります。
①苫小牧・室蘭経由 | ②国道230号線経由 | ③小樽・岩内経由 | |
所要時間 | 4時間15分 | 4時間26分 | 4時間28分 |
距離 | 311㎞ | 257㎞ | 271km |
料金(有料区間:普通車)
|
北郷→大沼公園
|
豊浦→大沼公園
|
札幌北→余市
黒松内→大沼公園
|
NEXCO東日本には休日割引というのが設定されていて、通常料金の3割引の料金になります。
所要時間が一番短いのは①のルートですが、②③と比較しても10分程の差で、一番料金が安い②の国道230号線経由が最良ルートです。
ですが、②のルートは険しい山道を通るので、山道やカーブの多い道の運転が苦手な方は注意が必要です。
まとめ
以上、札幌から函館までの交通手段をご紹介しました。
一番早いのは飛行機かと思いがちですが、飛行機は搭乗手続きなどの時間のかかります。
そのため、コスパ面で考えたら特急北斗号が一番よさそうです。
また、それぞれお得な割引がありますので、必ず有効活用していきましょう。